日本初の「リハビリテーション・リゾート」の誕生です
病院でありながら、「病院」とは思えない。
日本初の「リハビリテーション・リゾート」。リゾートホテルに滞在する
ような心地よさを感じながら、効果的なリハビリテーションが実践できる
まったく新しい考え方の専門病院です。リハビリテーション医療に携わる
専門家としての視点と、患者さんやご家族の視点、ふたつの視点により
もたされた大切な「気づき」から、千里リハビリテーション病院は誕生
しました。脳卒中を発症された患者さんが、一日でも早い社会復帰を
果たすことを目的に、新たなリハビリテーション医療の可能性を追求して
いきます。
「リハビリテーション・リゾート」の原点は、
「気づきの医療」
「気づき」とは、既成概念や常識にとらわれず、今まで
とは違う視点で見たり考えたりすることで初めて
生まれるものです。そこに存在していた矛盾に気づき、
当たり前のことを普通に行う大切さに気づく。
そしてその「気づき」を迷わず確実に実践していくのが、
医療法人社団和風会の病院理念
「気づきの医療」です。
「病院」を「住まい」として設計しました
普通の病院は、ベッド数50位をひとつの単位として、
ナースステーションを取り囲むように病室が設計されて
いますが、千里リハビリテーション病院は、まったく
違います。6人の家族が住まう住宅を最小のユニット
にして、それをいくつか組み合わせて、病院全体を
つくりました。患者さんのリハビリテーションの最終
目的は自宅に帰って暮らすことができるようになること
ですから、「病院」というより「住宅」である必要がある
のです。だから、病院らしさをできるだけ排除し、
お風呂、キッチン、寝室、家族が談笑するリビング、
自宅での生活を想定した舞台装置をつくったのです。
眺めて美しいだけでなく、関わって楽しい空間へ
緑豊かな自然環境と連続させ、建物全体を地形と
見立て緑の丘を形成する。ランドスケープでは「大きな
環境」をデザインすることで、誰もが美しいと思える空間
を作りました。でもそこには、多種多様なリハビリ
テーションプログラムがこっそり組み込まれています。
例えば、散歩ができるツツジの小径。緩やかな傾斜や
蛇行を取り入れ、さまざまな条件の道で歩けるように
なるための、リハビリテーション機能を潜ませました。
また道々にあり、季節の植物が楽しめるように配置
されたコンテナも、疲れたら軽く腰掛けられるように
してあります
アメニティ、もBGMも、「ホテル・クオリティ」です
最近、よく使われるのが「ホテル・ライク」という
言葉です。「ホテルのようなアメニティを作りましょう」
という考え方なのですが、今回の「リハビリテーション・
リゾート」というコンセプトを本当に具現化するためには、
「ホテル・ライク」というレベルを目指すのではなく、
「ホテルそのものを作る」という意識で、「ホテル・
クオリティ」を実現しなければいけないと考えました。
だからタオル、リネン類、バスアメニティーを選ぶに
してもレストランで使われる食器を選ぶにしても、実際に
使うことを想定できる上質で洗練されたものだけを選び
ました。
病院ですが、病院の本は1冊も置きません
患者さんにとって読書と構えてしまうような本では、
読み終えるのも大変です。だからどこから読んでも
興味深く、いつページを閉じてもいい、そんな上質の
短編やショートショート、「言葉」をテーマにしたような本
を選びました。短時間でいい、本に集中することが
できれば、きっとリハビリに繋がると考えています。
香りは、脳に直接とどく信号です
アロマセラピーというのは、嗅覚という部分に代替補完
療法です。香りは分子の状態で嗅覚に入り、嗅細胞に
香りがキャッチされた後、ダイレクトに脳の大脳辺緑系
に信号が届くことが、医学的にも解明されています。
新しいミッションを持った、新しい「白衣」です
服はステータスや職業の証明であったり、自分の役割
を認識したり、気持ちをかき立てる等の要素をもって
います。今回は、働く人に新しいミッションを感じて
もらいたい、そういう思いを込めてデザインしました。